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殺人アメーバー(フォーラーネグレリア)は感染する?日本にもいる?感染経路は?危険を防ぐ対策は?どこにいるの?

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汚い川や湖、池などで遊ぶのは危険です。ふざけて池に飛び込んだりするのは絶対にしない方がいいですね。なぜなら殺人アメーバーによって命を失う危険性があるからです。

これは映画の世界の話ではなく、現実に起こっていることで、アメリカでは100人以上の死者が出ている報告もあります。日本でも1人死亡している報告があります。

殺人アメーバーはどんな場所にいるのでしょうか?またどのような対策をとれば感染を防ぐことができるのでしょうか?

殺人アメーバとは?

殺人アメーバは、日本では「フォーラーネグレリア」と呼ばれています。学名では、「ネグレリア・フォーレリ」と呼ばれているので、海外の人と話をする時は「ネグレリア・フォーレリ」と呼んだ方が話は通じるのかと。

殺人アメーバは、致死率が98%といわれています。インフルエンザの致死率は0.001%以下なので、この異常な致死率の高さには驚きを隠せません!

殺人アメーバは、河や湖で遊んでいるだけで感染してしまう可能性があります。体内に侵入すると、とてつもない勢いで脳を食い散らかしてしまう恐ろしいアメーバなんです。

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殺人アメーバーの大きさは、およそ0.03mmで、顕微鏡じゃないとみえません。透明の部分は偽足と呼ばれ、足の働きをしていて、それで動きます。 

殺人アメーバーは、25℃から35℃くらいの温かい水を好みます。ニュージーランドでは、温泉のお湯に多く生息しているようです。感染力自体はそんなに強くないものといわれていて、通常では感染しないようです。

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殺人アメーバーは感染する?

殺人アメーバー(フォーラーネグレリア)は、感染力自体はそんなに強くないものといわれています。通常では感染しないようです。

なお、殺人アメーバーは人から人へは感染しないといわれています。致死率はめちゃくちゃ高いですが、感染率は心配するほどのものではないようです。



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殺人アメーバによる事故

2015年8月、アウトドアスポーツが大好きな24歳のアメリカに住む女性が、水上スキーや釣りなどを存分に楽しんで帰宅。その8日後に、脳死してしまいました。

2015年7月には、ミネソタ州の湖で泳いでいた10代の少年が死亡しています。

2016年6月19日には、アメリカのオハイオ州在住の18歳の女性が、ラフティングをしていて河に落ちてしまい、「原発性アメーバ性脳髄膜炎(PAM)」というアメーバによる感染症で死亡していました。

アメリカでは、「ネグレリアフォーレリ」が原因で「原発性アメーバ性脳髄膜炎(PAM)」に感染された人が、138例報告されていて、そのうちの135例が死亡しているといわれています。

発症すると、1週間程度で98%が死に至るという、大変恐ろしい病気なんです。



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日本でも感染例があった

日本でも1996年11月に佐賀県の食品加工会社員の25歳の女性が、「ネグレリアフォーレリ」に感染され髄膜脳炎で死亡しています。これが日本での唯一の感染例といわれています。

女性の家族などに、病気が発症する前の行動について聞き取り調査を行ったようですが、「海外渡航歴、野外や温水プールでの水浴、温泉入浴、24時間風呂使用等の感染機会に関わる事実は聴取できなかった」されていて、感染経路は不明とされています。

死亡した女性は、仕事中に突然激しい倦怠感に襲われました。ほどなくして、38℃近い発熱と頭痛、吐き気が次々と出始めました。 

当時は殺人アメーバの存在が日本では知られていなかったのと、初期症状がインフルエンザの症状と似ていたなどの理由で、風邪としての治療を受けていました。女性の体調はどんどん悪化し、熱は上昇し続けました。

発症から数日後、女性は会話がまともにできなくなるほどになり、意識障害を起こしました。女性は「髄膜炎」と診断され、近くの大学病院へ緊急搬送されました。

「髄膜炎」とは、脳や脊椎を覆っている髄膜に、細菌やウィルス感染などを原因として炎症が起こることです。

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髄液を医師が調べたところ、髄液の中にいるはずのないアメーバが見つかりました。その頃、女性はすでに脳死状態になり、発症から10日後に死亡が確認されています。

当時、女性の脳内からアメーバを発見した医師は、死亡した患者を解剖した時には、脳自体が原形を留めていなかったといってます。

「脳にある、ニオイを感じる「嗅球」という部分が無くなっていました。更に詳しく調べてみると、殺人アメーバーは、脳の中の細胞を餌にしながら、血管に沿って広がっていくということがわかりました。」と、医師は証言しています。

殺人アメーバーは、脳内に入ると、速いスピードで脳細胞を食べて死に追いやってしまうんです。

殺人アメーバの症状

症状としてあげられるのは、まず初期症状として臭いを感じなくなるということ。それが進行していくと、

  • 発熱
  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気
  • 首の凝り
  • 昏睡状態

などを引き起こしてしまいます。

殺人アメーバーが髄膜に入ってしまうと、首が硬くなり上下を向こうとすると激しい痛みを発するといわれています。

殺人アメーバーはどこから体内に入る?

殺人アメーバーは、どこから体内に入ってしまのでしょうか?それは、鼻の中にある神経がむき出しになっている「嗅神経(きゅうしんけい)」というところに感染して、そこを伝わって脳に達すると考えられています。

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「嗅神経」はニオイを感知するため、鼻の中でむき出しになっています。殺人アメーバは、そこから神経を伝って脳に入ってくるといわれています。脳に侵入するまでの潜伏期間は、約1週間といわれています。

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殺人アメーバーはどこに生息しているの?

殺人アメーバーは生息しているのでしょうか?それは身近な場所に潜んでいました。

殺人アメーバーの生息場所は、

などの、淡水中に普通に生息しています。つまり、消毒されていない淡水中にいるアメーバーを鼻から強い勢いで大量に吸いこんでしまうことで感染してしまう可能性があるということです。

日本では、関東や九州の川などで存在が確認されています。

2002年の国立感染症研究所による全国の温泉やスーパー銭湯など二百数十カ所で、病原性アメーバやレジオネラ菌の調査を行い、60%以上の施設で原発性アメーバを発見した。そのうち9%程がフォーラーネグレリアであったという。

病原性アメーバ類は内風呂・露天風呂・ジャグジーなど、主として循環器を使用する温浴施設で多く発見されている。

 温泉が人々に人気で、温暖化によって猛暑が厳しくなっている日本において、高い水温を好むフォーラーネグレリアへの感染が
再び起きたとしてもおかしくない状況である。

引用:http://seesaawiki.jp

日本でも殺人アメーバーの存在は確認できています。決して他人事ではありません。でも感染する力は強くないため、通常では感染しないので、必要以上に恐れることはありません。

でも、温泉や温泉施設では、鼻うがいなんかはしない方がいいですね。できることなら鼻にお湯が入らないように注意した方が良いと思います。

なぜ日本の感染例が少ないのか?

なぜ殺人アメーバの日本における感染例は、アメリカと比べて少ないのでしょうか?アメリカでは138例に対し、日本では1例しか報告されていません。

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人口の比率から考えても、明らかに日本での感染例が低すぎます。感染者数の差はなんでしょうか?その理由は、殺人アメーバーによる感染症が、日本ではほとんど知られていないことが原因しているといわれています。

更にいうと、死因を特定するための解剖が、アメリカでは一般的に行われているものが、日本ではあまり行われていないために、死因を特定しないまま処理されていることが考えられています。

つまり、日本では、死因を特定する解剖があまり行われないため、感染していても死因不明のまま処理されているため、感染例が低くなっているのではないかといわれています。



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アメーバ感染か回復した事例

2013年9月に、アメリカアーカンソー州に住む少女が、殺人アメーバの感染から奇跡的に回復して退院したと報道されました。

湖で感染した彼女は、なぜ助かったのでしょうか?この少女は、早期に発見し、治療薬を投与したため、奇跡的に回復することができました。とても運が良かったのかもしれません。



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殺人アメーバーの対策

殺人アメーバーに感染するのはとても珍しいことです。必要以上に恐れることはありません。

塩素消毒してない淡水で遊ばない
汚い水には入らない

上記を守っていれば、殺人アメーバーに感染はしません。なお、殺人アメーバーは人から人へは感染しないといわれています。

殺人アメーバーは温かい淡水を好みます。

  • 夏場の池
  • 温泉
  • プール

などには、注意が必要です。

繰り返しになりますが、温泉や温泉施設では、鼻うがいなんかはしない方がいいですね。もしものこともありますから。なるべくなら、鼻にお湯が入らないように注意した方がいいのではないかと思います。まあ、衛生管理がしっかりしている温泉施設なら消毒もちゃんとしてるので、必要以上にビビることはないのかと思います。

ニュージーランドの温泉では、顔に湯をつけるなと警告の看板を多く目にすることができるようです。不用意に温泉の湯を顔につけないように注意した方がよいですね。

あと、水遊びの際に、鼻クリップをつけることが効果的ともいわれています。殺人アメーバーは鼻から感染してしまうので、感染経路を断ってしまえば恐れる必要はありません。

ラフティングや川下り、水上スキーなどをする時も、
鼻クリップをつけて鼻を守りましょう。それかラフティングや川下り、汚い川での水上スキーなどは、やらないようにすれば、危険は防げます。

あと、

  • 汚い池などに飛び込まない
  • 釣りをしてる時にふざけて川に落ちない
  • 人を川に落とさない

などを注意すれば殺人アメーバーに感染することは防げます。

汚い池に落ちるロケなどをしている芸能人やタレントさんは気を付けて欲しいです。

あと、たまに野球を応援している人たちが、自分のチームが優勝したことが嬉しくて、川や池に飛び込むことがありますが、そういう人も注意した方がいいかもしれませんね。どうしても飛び込みたいなら鼻栓つけましょう。



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